掲載日:2017/10/16
2学期は問題山積
カテ―テル検査後に脈拍が早くならないようにして心臓を疲れさせないようにするというβ遮断薬を飲みはじめ、8月半ばから量を倍に増やしました。夏休み中は朝ダラダラしているのも勉強がノロノロしているのも気にしなかったのですが、2学期が始まるとなんだかいつも以上に大変です。朝ぜんぜん起きられず、出発も遅れ気味。登校班の速度にもついていけない様子です。
最初の1週間はまだ慣れないから、と思っておおめに見ていましたが、2週目になって学校から電話がかかってきてしまいました。担任の先生からは、朝から疲れたといって3階の教室まで上がれない、授業に集中できず寝てばかり、と言われ、さすがに驚いてはちみつちゃんに聞くと、「疲れて学校に行けない、行きたくない」と言います。どうやら薬が効きすぎたようでした。
とにかく学校に行けるようにしなければと薬をやめ、主治医に報告すると、「そんなに効くかな??」という感じでしたが、10月21日からの林間学校に備えて薬は一応やめて、様子を見ることになりました。そうしたら、なんとか学校にも行け、階段も上がれるようになりました。
お友だちとのトラブルも多発して、はちみつちゃんの言うことと先生の言うことがかけ離れているので、母はもう嫌になってしまいました。
それを学校のコーディネーターの先生に言うと、どちらも本当。はちみつちゃんの意図したことと言葉として相手に伝わったことが違うとのこと。
なるほど。例えば、はちみつちゃんが朝自習の時間、隣のクラスがうるさくて自習できないので「何してるの?」と聞きにいき、その後で「うるさい!」と言ったところだけが先生に伝わり、はちみつちゃんが隣のクラスにいきなり「うるさい」と言いに行ったとなっているのです。はちみつちゃんは聞きにいっただけと言い、先生からはいきなり怒鳴り込んだと言われ、よくわからなかった母もなんとなく納得。実際には、はちみつちゃんが「何してるの?うるさい」と言ったのでしょうが、もう少し気持ちの部分も聞いてくれたらいいのに、なんて親の勝手な見方でしょうか。
犬が来て暮らしが変わりました
9月9日、重陽の節句の日に動物愛護ふれあいセンターで保護犬の譲渡会が行われ、ずっと希望していた犬を抽選で当てることができました。
柴犬とビーグルのミックスらしく、忠実でおとなしく頭の良いこです。当たると思っていなかったので何も用意していず、その日の夕方に大急ぎで、庭に放す際の鎖やドッグフードを買いにいきました。翌日から、ほとんど家から出なかった母が朝晩散歩に出かけ、はちみつちゃんも一緒に夕方の散歩をするようになり、生活が一変しました。
犬を飼うことに消極的だった夫や息子も、週末には長時間散歩に出かけたり、庭にフェンスを貼って放し飼いにできるようにしたりと楽しんでいます。
ただ、ぜんぜん鳴かない犬だったのに、日がたつに連れてよく鳴くようになってしまいました。ご飯も気に入らないと食べません。甘やかしすぎたのかと反省しつつ、しつけ教室に行く予定です。
いよいよ林間学校
10月後半に福島県のスキー場ロッジを借りた林間学校に参加します。というか、参加できることになりました!
何度か学校と話をしてみて、付添い9人で90人弱の子どもたちをみるので、一人の子にそこまで注意できない、山の中での班行動をすべて見ることはできない、ナイトハイクは細かいところまで見えないなどなどのお話をいただきました。私たちは参加したい、参加させたい思いばかりですが、限界があることも確かで、はちみつちゃんがどこまでみんなと一緒に行動できるかもわかりません。
授業の一環ですから一人で参加するのが当たり前かもしれません。私たちもとっても悩みました。でも、開催が土~月ということもあり、夫が転勤先から福島に行き、宿泊先のロッジの隣にあるホテルに滞在して付き添うことにしました。はちみつちゃんは夫には甘えすぎないし、登山の途中で疲れたからと背負って下山することもできます。
今、はちみつちゃんは、自分で荷造りする練習をしたり、バッグが重すぎないかチェックしたりと楽しそう。さっき、こっそり林間学校1日目の夜に渡される手紙を書きました。がんばりすぎず、自分の状況や気持ちを伝えること、この機会にできるといいな。
いちばんは、無事に楽しく帰ってきてくれることを祈るばかりです。