はちみつママ日記

その13:100点のテスト

掲載日:2014/ 5/13

 

運動会、練習は頑張ったけど・・・

きゃりーぱみゅぱみゅの曲「にんじゃりばんばん」に合わせたダンスが気に入ったはちみつちゃん。練習初日に帰ってくるなり踊って見せてくれました。それから毎日毎日、お友だちの家に遊びに行ってもみんなで練習。たった2週間の練習期間で上手に踊れるようになりました。母もこの間、毎日校庭で見守り。大変だけど頑張っている子どもたちを見るのは嬉しいものです。

しかし、運動会2日前。練習を終えたはちみつちゃんが先生に手を引かれて戻ってきて、なんだかとても疲れた様子。医療センターで検査があったので、そのまま出掛け、辛い検査も頑張りました。でも、疲れたのか車で眠り込んでしまい、夕食も食べられず微熱ぎみ。夜中になって40度まで上がり、氷で冷やしても下がらず、座薬を使うと38度台に。翌朝、近所の小児科医にかかると、風邪かな、とのこと。抗生剤をもらって帰るとまた40度を越え、熱性けいれんが怖くて座薬を使っても、6時間を過ぎるとすぐに40度に上がってしまいます。翌日、再び受診すると、溶連菌に感染していることが分かりました。座薬で38度台を維持しつつ、新しい抗生剤が効き始めるのを待ち、5日目。ようやく37度台に下がりましたが、運動会はすっかり終わっていました。

 

100点のテスト

我が家では子どもたちが100点をとると、冷蔵庫に貼ってお祝いします。ある日、はちみつちゃんが1年生のテストファイルを外して、100点だけを箱に入れてプレゼントしてくれました。ここまでは嬉しい。しかし、部屋を見てみると、歩く場所がないほどテストで一杯に。まったく片付ける様子のないはちみつちゃんに母は紙袋を渡し、いらないテストは袋に入れて、いるものはファイルに戻してと言うと、0点のテストだけを袋に入れ、あとはそのまま。頭にきた母は,はちみつちゃんが本を読んだり遊んだりする小さなテントにぜーんぶのテストを放り込んでしまいました。その後、近所に住む祖母から電話があったので話したら、心配して来てくれました。

母が、はちみつちゃんの兄(はちにい)の習いごとの手伝いに出かけている間に、祖母とはちみつちゃんはいろいろと話し、はちみつちゃんがひらがなの練習プリントを50音の最後の音から順に並べ直してファイルしたかったこと、テストも大きさに合わせてまとめ直したかったことが分かりました。もう覚えてしまったひらがなを、なぜ逆から整理する必要があるのか、無駄じゃないかって、母は簡単に思ってしまいましたが、はちみつちゃんにとっては、大事なことだったのです。

怒っちゃいけない。子どもが自分の気持ちを言うまで、じーっと待たなくちゃって、思っても思っても思っても、ついつい怒っちゃう母です。