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相手に「伝わる」方法

2023年11月号掲載

 

人に要件を伝えるとき、何か気持ちを伝えたいときなど、相手に言いたいことを正確に伝えるにはどうしたらいいか。日常でもよくあることではないでしょうか。そのときに「伝える」よりも「伝わる」ことを意識してみてください。

「伝える」は、自分から一方的に内容を伝達する行動です。一生懸命自分が話をしていますが、それが相手に届いていない場合があります。「伝わる」は、相手の目線や立場を配慮しながら双方向でのコミュニケーションを取る行動です。

配慮された方は、自分の状況や考えに共感してくれたという思いが生まれ、理解してもらったということにつながります。人は、納得感があると行動に移せるようになるため、人に伝わってほしい、してもらいたいというときは、まず相手を考えそれを踏まえてこちらの主張を伝えることがポイントです。

その際に、「なぜ」をつけて考えてみると良いでしょう。以前にもこのコラムでもお伝えしてますが、行動にはかならず理由があります。例え相手が黙っていても「なぜ」黙っているのか、生返事しかしない場合でも「なぜ」はっきり返事しないのかなど、相手の行動(言動)に「なぜ」をつけて考えてみることが大事です。ただし、「理由」探しではありません。今の状況は、そういう理由があるからだ、という、相手の立場を理解するためのものです。

コミュニケーションは双方向の意思のやりとりです。自分の伝えたいという気持ちを持つと同等に、相手のことも受け入れることが大きなポイントです。