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『はちみつママのドキドキ小学校日記』その42

毎年のことながら・・・

毎年のことながら・・・

毎年、年末になると、いろいろなことがうまくいかなくなるように思います。寒さが増して朝起きるのも学校に行くのも時間がかかり、まとめやテストに追われるのか、とても疲れる様子。テストは○より×が圧倒的に多いので直すのに時間がかかり、まとめのドリルもはかどりません。おまけに、このところ問題を起こす男の子が、今度は壁に向かってはちみつちゃんを押したとかで、前歯から血が出て泣いていたところを先生が発見したそう。はちみつちゃんは学校でのことを何も言わなかったので分からなかったのですが、夕方先生からの電話で知りました。驚いてはちみつちゃんの歯茎を見ると、特に異状はありません。はちみつちゃんも痛くなく、ぐらぐらもしないというので病院には行きませんでしたが、その子の親からは何の連絡もなく、もし歯が欠けたりぐらついたりしたらどうするんだろうと不安になりました。
 そんな状態で勉強も頑張るのはもう無理!と思って、今学期は終業式の日にドリルを提出できませんでした。冬休みに算数のドリルをやってみると、わからないところがあるといいます。あれ??と思ったら、習っていないところがあったみたい。3学期になって宿題に2学期のドリルの最後の数ページが出されたので、急いでやらなくてよかった~と思いました。

連絡帳問題

はちみつちゃんのクラスでは授業が変わることが多いらしく、毎日次の日の時間割を連絡帳に書きます。ところが、昨秋から連絡帳をまったく書かなくなったので、時間割も持物も分かりません。宿題だけは月間予定表があるので分かります。まあ、朝の登校班で同級生の子が持っている物を見て、後から追いかければいいので、もう母はあまり気にしていません。名犬雑種の琴と一緒に楽しく登校できているので、母としては100点満点です。

久しぶりに担任の先生から夕方電話をいただきました。はちみつちゃんが学校で「ハリーポッター」を読んでばかりいて授業に参加しないというのです。かわいい付箋を付けて気持ちを切り替える作戦もうまくいかないとのこと。ハリーは面白いから、私も寝ないで読んだなぁなんて考えていたら、それではいけない、学校の図書室で借りても持ってこないこと!というルールを決めることになりました。
 連絡帳そのものをなくしてしまったことも知り、さっそく新しいものを用意しました。いつもの地味なノートをやめ、とってもかわいい連絡帳にしてみると・・・なんと翌日から完璧に連絡を書いてくるようになりました。しかも漢字で!! つい先日、コーディネーターの先生に、字が書けないなら中学では普通級は無理かもと言われていたのに、なんということでしょう。こういう態度が誤解を生むんだな。書かないのはわざとではないのだけれど、ふざけているとか、がんばっていないと思われてしまうんだなと、かわいい連絡帳を見ながら複雑な気持ちです。

ミツバチが飛んでいるイラスト

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