小学校をはばたきます
小学校をはばたきます
中学校への準備が整い3月、はちみつちゃんの小学校で、6年生が保護者に感謝し、保護者は子どもたちの成長を祝う会が行われました。体育館で保護者が子どもたちの発表を聞いたり、6年間の思い出をまとめた舞台を鑑賞したり、親子で歌を歌ったりしました。
私も子どもたちの楽しい劇に笑い、張り切って歌を歌い、最後は泣いちゃうかなと思いましたが、笑顔で終えることができました。
その後、子どもたちが下校した後の保護者会で、担任が保護者から一言と促し、全員が一言感想を言うことになりました。
せっかく笑顔で終われると思ったのに、お母さんがたが次々に泣く姿を見てもう涙腺が緩んできてしまいました。そして、私の番になると、もう何も言えず、前の席のお母さんからティッシュをもらってただ「6年間通い続けられると思いませんでした」とだけ。
あとはありがとうと言って小さくなって座りました。
理解してくれる人も、もちろんたくさんいたけれど、それだけではなかった6年間。涙は見せずにがんばってきただけに、最後も笑顔で終わりたかったです。
卒業式の翌々日は入院
はちみつちゃんの卒業式。最後の登校班を見送ると、すぐに準備して、母も学校へ。先週泣いてしまったので、卒業式は笑って!と自分に言い聞かせ、体育館へ。いつもチョロチョロしていたはちみつちゃんが、最後はビシッとしたスーツを着て卒業証書を受け取ることができました。学校の校門を出るところで、担任の先生やお友だちと写真を撮るのが恒例ですが、はちみつちゃんは「はやく帰ろう!!」と先生を振り返ることもなく、一気に門を駆け抜けてしまいました。私もあわてて後を追い、先生やお友だちにお礼を言うこともなく、記念写真を撮ることもなく、自宅へ。
はちみつちゃんは卒業式の翌々日から2泊3日でカテーテルの検査入院をし、手術の日程を決めることになっていて、風邪をひいてはいけないとピリピリしていたので、あっさり終わってよかったのですが、ちょっと味気なかったかな。
週末には夫も赴任先から帰ってきて、入院準備。はちみつちゃんは身長はまだ136㎝ですが、小学校を卒業したお姉さんということで、大人病棟になるかもしれず、そうなると親は夜の付き添いができないので、当日の朝まで落ち着きませんでした。
病気にもかからず、無事に入院。検査の順番は2日目の一番最後でした。朝、左の腕に点滴のルートをとったのですが、検査直前まで暴れていたため、どこかで詰まってしまったのか、検査が始まってから取り直したそうで、相変わらずハラハラさせられる娘です。
肺動脈弁の逆流は思ったより悪かったようで、検査した医師に、なるべく早い手術を進められ、夏休みに入ってすぐになりました。
中学では、とりあえず文科系クラブに入って、手術がうまくいって、先生がいいと言ったら、念願の陸上部に入りたいそうです。希望を持つのはいいことですから、心配だし、やめてほしいですが、見守らないといけないですかね。